太陽と月
私(金子)も中村も、それぞれ人生のターニングポイントには小笠原を訪れました。(その後、私は八丈島に住むことに・・・)
竹芝桟橋から船で24時間以上かかる世界遺産の島、東京都小笠原村。
島では都会より、毎日の天気がもっと身近な存在で、
「夕日を見にいこう〜」という時間が日常の中にありました。
そこで見た太陽の輝きと見事な月の入りは、
ああ、私たちはこの地球に生かされているかけがえない存在なんだ、と教えてくれました。
都会では他の明かりがあって気がつかなかったけど、
夜になると、月明かりが眩しいほど明るいことに驚きました。
新月の夜は本当に暗くて、満点の星空に包まれました。
そうか、他の明かりの影響で、本当はそこあるのに、見えていないだけということがあるのか。
見えていないだけで、そんなことって他にもたくさんありそうだな〜と思いました。
大自然に触れた時の
「ああ、そうだ〜そうだった〜」
という’あの気持ち’。
何だかスッと自分を整えることができる感覚。
「そういうの、いつでも忘れずにいたいよねー」
と話し合いながら生まれたデザインです。