桐生にまつわるお話

桐生にまつわるお話

次回のストール産地・桐生の紹介をしてみたいと思います!

桐生は群馬の東部。東京から片道1時間半ほどです。
 
 
コミュニティカー「MAYU-Blue」号。
時速30キロ。
桐生市内や絹遺産群を巡っていて無料で乗り降りできます。楽しい♪
左から、MAYU-Yellow MAYU-Green MAYU-Blue MAYU-Pink 
 
絶妙なネーミング、たまらん!
 
 
 
これまでのAMONGプロダクトは横浜産ですが(横浜産も引き続きやりますよ^^)
横浜と桐生はとても縁があるんですよ。
 
桐生は日本有数の織物産地。
奈良時代(約1,200年前)の税といえば租庸調なのですが、
(ソヨウチョウ。。。学校でやったような気がするでしょー。それそれ。)
税として糸や布を納めていた記録が残っています。
 
さて、時は1859年(安政6年)、横浜港が開港し、世界との貿易がスタートします。
 
絹の一大産地であった群馬、そして2014年に世界遺産に指定された富岡製糸場でつくられた生糸は横浜港から世界へ輸出されます。
当時の輸出品のなんと80%以上を占めていました。
今の豊かな日本ができた背景に生糸あり!
 
この群馬と横浜をつなぐ鉄道が両毛線。
2015年の大河ドラマでも登場しました。
生糸を大量に短時間で横浜港へ運ぶためにつくられた鉄道です。
お出かけの際は、そんなことにも想いを馳せてみては。
背景を知ると味わい倍増◎
 
それにしてもずーっと鎖国が続いていた当時のメンタリティを想像すると勇気がでませんか?!
 
見た事も聞いたことも、想像したことすらないものをよくまあ受け入れ取り入れミックスさせて、国の仕組みから建物、食べ物、服装から何からなにまで次のスタンダードをつくっていったものですね〜。
 
今メイドインジャパンが各業界で注目されているのは、次の日本のお役目を発揮するために、まずはこれまで培ってきたものを見直す必要があるからかも。。。
 
貧しい時代から今に繋がる信頼をつくってくれた先人への感謝とともに、私たちは次のよりよい時代をつくっていけたらいいですよね。
ひとりができることはほんの小さなステップかもしれませんが、そんなことを願います。
(ミサイル発射のあった本日に寄せて)
 
 
次回作のモチーフは着物の柄!
桐生の大得意技でもあります。
 
伝統を活かしつつこだわらず、
今の暮らしやこれからのムードに沿う1枚になったらいいな。
 
 
桐生にまつわるお話でした◎
リリースをお楽しみに♪
 
 
 
中村寛子
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